私達は、
素敵なショップオーナーは、きっと素敵な暮らしをしているだろう
と勝手に想像することはないだろうか?
この本は、穏やかでほっこりとする写真とともに11人の店主の内と外、お店を持つきっかけや普段の丁寧な暮らしぶり、自宅の写真とともに紹介されています。
私達が想像する、素敵な暮らしとはチョット違うかも?!というところを可視化させて伝えてくれているので、人によって違いはあれど何か大切な気づきを与えてくれる、そんな素敵な本です。
読書というよりも、サラッとみるという表現の方がふさわしい本ではないでしょうか。
最近は、SNSで自分以外の全員がより多くのことを成し遂げ、幸福であるかのような情報をみる機会が増えてきているように思います。
そしてそれを見て、自分と比較してしまう。
SNSで発信されている情報は、その人の一部であるにもかかわらずクローズアップされ、キラキラと見えてしまう。
そして、自分はダメな人間なのではないかと思って落ち込んでしまう。
そんな時代だからこそ、ゆっくりと家で好きな飲み物を傍にこの本を読みました。
私達は、勝手に作り上げられたイメージで見られることを嫌います。
そのイメージに苦しむことだってあります。
しかし、私達自身も勝手なイメージで人を見ていることに気づきます。
そうだった。
私の勝手なイメージだった…。
そんな簡単で単純なことを何故か忘れがちになっていたなと気づきました。